日本で唯一の社労士ヴィオリラ奏者
音楽セルフケアコンサルタント
横浜市出身。
幼少よりエレクトーン、ピアノ、フルートを学び、15歳でヤマハ演奏グレード5級を取得。
学習院大学卒業。
社会保険労務士資格取得後、音楽事務所に所属。
都内レストラン等のピアノ演奏業務に従事し、社労士との「二刀流」を実現。
約20年ぶりに再会した恩師が出演するヴィオリラのライブに赴き、初めてヴィオリラの存在を知る。
ライブ終了後、何故か「先生!私もヴィオリラやりたいです!」と口走ると、たまたま会場にいたヴィオリラの第一人者に引き合わされ、すぐさまその第一人者からマンツーマン指導を受けることが決定。
それから1年半後、最愛の恩師が他界。
再会したとき、既に恩師は余命3ヶ月と宣告を受け1年が経過していたという。
恩師の葬儀での献奏を機に、ソロヴィオリラ奏者として本格的に活動をスタート。
現在は「日本で唯一の社労士ヴィオリラ奏者」として多くのコンサートに出演する傍ら、上場企業等での約10年にわたる人事経験に基づいた音楽セルフケアにも力を入れている。
妃城みれいヴィオリラサロン主宰
社会保険労務士 妃城みれいオフィス代表
<ヴィオリラってどんな楽器?ヴィオリラを知りたい!と思ったら・・・>
◇ヴィオリラ博士.com~弓でも弾ける大正琴の総合サイト~
https://violyre-hakase.com/
<もっとヴィオリラを聴いてみたい!と思ったら・・・>
◇社労士ヴィオリラ奏者 妃城みれいオフィシャルサイト
https://violyre301.1net.jp/
<ヴィオリラを弾いてみたい!と思ったら・・・>
◇妃城みれいヴィオリラサロン
https://violyre301.webu.jp/
心や身体への効果 | 高い利便性 | 独創性・可能性 |
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脳トレーニング | 初心者もプロも同じ楽器 | 秘められた可能性がある |
脳は左脳・右脳に分かれていて、それぞれ役割が異なると考えられています。 例えば、数学的な思考は左脳が行い、創作活動は右脳が行うといった具合です。 最近の脳科学の研究によると、楽器を演奏すると、この右脳と左脳を繋ぐ脳梁と呼ばれる部位が鍛えられ、右脳と左脳両方の役割をスムーズにこなすことができるようになるそうです。 更に、楽器の演奏中は全身運動をしているときと同じように脳全体が活発化し、多くの情報を同時に処理していることが明らかになりました。 その結果、楽器の演奏により言語、記憶、IQ、聴覚記憶や聴覚的注意力までもが向上されることが期待されています。 ヴィオリラは左手で鍵盤のような音階ボタンを押し、右手に弓やピックを持って弦を擦ったり、弾(はじ)いたりして音を出す楽器です。 左手の音階ボタンは指先に力を入れてしっかりと押さえ、音程をコントロールします。一方、右手は弓を支える程度に軽く持って前後に動かし、音符の長さや強弱をコントロールして音を出します。 右利きの人は、音程をコントロールするために利き手ではない左手で強く音階ボタンを押さえる必要がありますし、左利きの人は、音符の長さや強弱など表現に関わる繊細なコントロールを要求される弓を利き手ではない右手に持って音を出す必要があります。 このように、ヴィオリラは左右の手で全く異なる動き・力を要求されるので、より一層脳の活性化が期待できるのです。 | ヴィオリラの価格は12万円(税別、2018年8月現在)です。数万円から購入できる楽器もあるなか、続けられるかどうかもわからない時点で購入するには、ちょっとハードルが高いと感じられるかもしれませんね。けれども、数万円から購入できる楽器の多くは初心者用のもので、長く続ければ続けるほど、より良い音色を求め必ずといって良いほど買い替えることになります。つまり、数万円から購入できる楽器には、数十万、数百万、楽器によっては億単位のものまで幅広い価格帯が存在し、買い替えることを前提に初心者モデルが作られているのです。しかも、「自分の楽器は○○円だから、プロの持つ〇〇円の楽器のような音色はどうせ出ないから・・・」と、自分の未熟さを楽器のせいにしてしまいがちです。 また、安価で購入できる=簡単にやめることができる、という気持ちもあると思いませんか?楽器は一朝一夕に上達するものではありません。始めたからには続ける=懐を痛めたからこそ続けなきゃもったいない、という気持ちも、楽器の習得には必要なことだと思います。 幸い、ヴィオリラはプロも初心者も全く同じ楽器ですので、買い替え不要なお買い得な楽器と言えるのです。 _ | ヴィオリラの歴史は僅か20年足らず。歴史がまだまだ浅いため、「ヴィオリラはこうあるべき」というものや流派が存在しません。 「ヴィオリラ」という名称は製造メーカーであるYAMAHAの商品名で、当初はYAMAHAが主導となって認定試験制度を設け、コンクールを開催するなどの普及活動を行なっていました。しかし、現在はYAMAHAの認定制度自体がなくなり、ヴィオリラ発足時に指導的役割を担っていた先生方やその生徒さん、そのまた生徒さんが指導を行っているのが現状です。流派を作ることも協会や法人を設立することも基本的には自由で、必要な資格や免状もありません。 つまり、既成概念にとらわれることのない、とても自由度の高い楽器なのです。 だからこそ、ヴィオリラを奏でるのに年齢や経験年数、学歴や音楽歴等は全く関係がありません。音符が読めなくても大丈夫です。演奏フォームや運指法、演奏法などはどんどん変化してしかるべき。自分がヴィオリラで何をしたいのか、ヴィオリラに何を求めるのかを考え、自由に学んでいける点も、ヴィオリラの利点と言えるでしょう。 _ |
アンチエイジング効果 | 簡単に持ち運びができる | 人前で臆することなく演奏できる |
楽器の演奏は心身共にアンチエイジングの効果が高く、最近ではTV番組で音楽演奏が若返りに効果があると検証していたほどです。 楽器の演奏は両手を使い、楽譜やリズムなどを考えながら演奏することで脳を広範囲に使うため、老化予防になるというわけです。 それは、ヴィオリラも例外ではありません。 更に、ヴィオリラは基本的には立って演奏する楽器です。音程をコントロールするためにただ闇雲に左指に力を入れようとすると、腱鞘炎などのトラブルに繋がりかねません。体の重みを利用して無駄な力を入れないようにする。そのためには、姿勢がとても大切になってきます。また、譜面を見ようと頭を前に突き出し前屈みになって弾く姿はエレガントからは程遠いものです。 腹筋を使い、弓を使う際は右足を後ろに引き、ピックや指で弾く際は左足を後ろに引いてしっかりと立ち、美しい姿勢を意識します。レッスンでも鏡を使ってご自分の弾く姿を確認していただきます。 すると、背中やお腹周りがすっきりして、弓もスムーズに動かせるようになりますから、ダイエット効果も期待できるのです。 _ | ピアノやエレクトーンは、当然ながら自分で持ち運ぶことができません。どんなに音楽で心を癒して差し上げたい、勇気づけてあげたいと思っても、その場所にピアノやエレクトーンがなければ奏でることはできないのです。 また、特にピアノもヴィオリラ同様に木製なので、年月を経て弾き手らしい音色が変化します。けれども、自分が所有するピアノをどれほど自分らしい音色に育てても、自宅に人を招かない限り、人前でそのピアノの音色を披露する機会はありません。 その反面、ヴィオリラはどこにでも持ち運ぶことができます。また、その場所にあった音量に調節することができるので、どのような場所でも演奏できるのはとても魅力です。 _ | ヴィオリラの歴史が20年足らずなのに比べ、バイオリンは450年近くもあります。オーケストラで用いられる楽器もバイオリン同様に歴史があり、演奏法も確立されているため、小さい頃から習っている人も少なくありません。皆さんや皆さんの周りにも、幼少期からピアノやバイオリンを習っていた人が少なからずいたのではないでしょうか。幼少期から始めた人、趣味で何十年も続けている人など、上手に演奏できる人は星の数ほどいます。また、馴染みのある楽器は、プロの音色や超絶技巧に対するイメージが強く、大人になってから始めると、自分のレベルと理想のギャップが大きく、挫折しやすいというデメリットもあります。 その点、ヴィオリラの歴史は20年弱。しかも、ヴィオリラ誕生当時の生徒さんは自宅でエレクトーンやピアノを教えている先生方だったそうです。つまり、ヴィオリラを幼い頃から始めた人はほぼいないのです。 大人になってから始めた人ばかりだと思うと、なんだか安心しませんか?また、あまり知られていない楽器だからこそ、ちょっとした集まりの時に持参して弾いてみると、たとえ易しい曲でもインパクト大!楽器は聴いてくれる人がいるからこそ上達するもの。臆せず人前で演奏できるのもヴィオリラならではです。 |
ストレス発散 | 消音器や防音設備がなくても 練習できる | 弾き方を変えると雰囲気が がらりと変わる |
現代の高ストレス社会では、効率的にストレスを発散する必要があります。 演奏中は体全体を使って集中しているので、ストレス源のことを考えない時間を自然に作ることができます。その結果、脳内で快楽ホルモンと呼ばれるドーパミンが分泌され、ストレス解消に繋がるのです。 ちなみに、音楽は練習をしなければ楽しめないと思っている方が多いと思いますが、ストレス発散という観点からすると、必ずしも上手に演奏できる必要はなく、演奏をするという行為自体がストレス発散になります。更に、スポーツは脳と体を同時に使うので心身共に良いとされていますが、音楽は心の内側、気持ちの表現も一緒に行いますので、自分の心の引っ掛かりやモヤモヤしている部分、嬉しさや悲しさ怒りなどを音楽として発散できるので、「ちょっと最近頑張りすぎてるかな」「ストレスを溜め込んでいるな」という気持ちのシグナルに気付けるようになり、ストレスを溜め込まない生活ができるようになるのです。 また、ヴィオリラは「音楽は好きだけど歌うのは苦手」という方にも朗報です。ピアノやギターは減衰音(音を出した瞬間の音が最も大きく、何もしなければ音が消えていく)ですが、ヴィオリラは弓で擦ると声と同じように持続音(伸ばしながら音を大きくしたり小さくしたりビブラートをかけることができる)が出る楽器です。歌うように表現豊かに弾けるので、歌が好きな方がカラオケから帰ってきた時のような爽快感が味わえます。 _ | 近年、他人の出す「音」に対する反応が過敏になっているように感じます。住宅街や集合住宅などでは、楽器の音が周囲とのトラブルになっているケースが後を絶ちません。私も普段から、「上手下手に関わらず、演奏しない人にとって楽器の音は騒音でしかない」という意識を持つようにしています。集合住宅での生活音は「お互い様」なので、極端に神経質になる必要はないと思いますが、苦情は言われる方も言う方も決して心地の良いものではありません。自分の出す音を把握し、カーテン等での遮音や練習時間帯を変更するなど、できる範囲で配慮する協調性が求められると思います。 楽器や生活音などの音の大きさを表す単位としてdb(デシベル)というものがあります。 このdb(デシベル)で生活音や楽器音を見てみると、普通の会話やテレビの音が60db~70db程度と言われ、新幹線や乗用車の車内とほぼ同じだそうです。 一方、ピアノやフルートが100db、音が比較的小さいと感じるアコースティックギターやバイオリンでも90dbくらいですから、生活音と比較すると相当な音量だということがわかります。ちなみに、消音器という器具が装着できる楽器もあり、その器具を装着すると少し音量を抑えることができます。けれども、例えばバイオリンなどの弦楽器は擦ることで音を出す楽器なので、消音器を装着しても60~70db程度の音はします。また、材質にもよりますが、消音器が楽器を傷める恐れもあるそうです。そうでなくとも、消音器は響こうとしている楽器に対して、強制的に響きを抑えようとする役割を持つため、楽器には全く良い影響がありません。繊細な倍音の響きも止まってしまい、わずかな音程の狂いも分かりにくくなりますので、練習効果も下がってしまいます。 これに対して、ヴィオリラは付属品のヘッドフォンやアンプ内蔵スピーカーに接続して音を出す楽器です。音量が気になる時はヘッドフォンを使用すれば、楽器に全く悪影響を及ぼすことなく、自分の繊細な音を把握して練習することができます。(但し、ヘッドフォンを使用しても、弦を擦ったりはじいたりする50~60db程度の音はします。人の声程度ですが、深夜などは人の声でさえも響くものですから注意が必要です。)また、普段はスピーカーに接続して音量を調整しながら練習することが可能ですので、ヴィオリラは正に現代の日本社会にマッチした楽器といえるでしょう。 | 弓で擦ればバイオリンやチェロのような歌うような伸びやかな演奏が、ピックで弾けばエレキギターのようなカッコ良い演奏が、指で弾けばアコースティックギターのようなお洒落な演奏ができる楽器、ヴィオリラ。演奏法を変えるだけで瞬時に雰囲気を変えられる楽器は、他にあまり例がありません。 _ |
いくつになっても続けられる | アンサンブルが楽しめる | |
ヴィオリラは平台に置いて演奏する楽器です。勿論、縦に立てて弾いてみたり、ギターのようにストラップを取り付けて肩に掛けて演奏することもできなくはありません。けれども、現在の形状のままであれば、やはり台に置いて演奏するのが自然でしょう。 楽器を台に置くため、演奏時は手には弓やピックなどしか持ちません。弓はおおよそ50g程度ですから、楽器を持ったり支えたりという負荷が身体にかからないのも魅力です。そのため100歳になっても演奏することが可能なのです。 _ | ヴィオリラは一人でも楽しめますが、デュオやトリオ、カルテットや大勢でのハーモニーを楽しめることも魅力です。 また、ピアノやハープなどとの相性も良いので、ヴィオリラ以外の楽器を嗜まれているご家族やお友達と演奏するのも楽しいでしょう。ヴィオリラは大正琴を元に開発されたので、お琴や尺八などの和楽器との相性もなかなかのものです。 先述のとおり、ヴィオリラには「こうしてはならない」という決まりは何一つありません。常識にとらわれず、様々な楽器とのアンサンブルを通して新たな魅力を発見できるのも楽しみのひとつですね。 |